美穂-275
嫉妬心が芽生え掛けたが、否定する気持ちが強く押さえつけていた。
(しっかりしなくちゃ、田嶋さんはだれのものでもないし、私を大事にしてくれてるわよっ)
寝ずに責められていた"緊縛moon"の夜…そして、札幌へジェット機で飛んできている機内、札幌の病院~斎場での旦那との別れ…
自由の身になった喜びの夜の…これからの私に合った「淫乱なパーティー」が、開かれた…
計画してくれたのは田嶋さん…ひかるさんが協力して2人で開いてくれた…
美穂は、2人から受けている思いやりに感謝しなければならない~単純ではあるが、大切な事だと思えていた。