美穂-297
「田嶋さま、後ろを向いて、ごめんなさい。」
『縛るぞっ』
田嶋は、後ろから美穂に覆い被さる様な体勢から、少し胡座を崩し、足首を掴み股の付け根に置き、坐禅を組ませた。
めったに胡座も組まない美穂は、"坐禅"を組む脚の奇妙な形に、ドキドキしていた。
(何これ…自分の脚の力では、外せないゎ…それに、股間が丸見えになってしまう…)
田嶋は、美穂の前にまわり、坐禅がぐずせない様に、両膝が開かない縛りを施した。
『ひかる、カメラかスマフォで、美穂を撮ってくれ。』
ひかるは、"任せなさい"とニッコリ笑い、カメラを手にして…美穂を撮しだした。
予期せぬ時に、田嶋の携帯がなった。ディスプレイを見た田崎は…