美穂-348
田嶋は、美穂がアパートから焼き出された窮地を知り、その場で警備主査の麻由美に連絡をしていた。
麻由美も以前の仕事で人脈がいろいろあり、事故処理にもたけた才能を発揮する女であった。
田嶋は、麻由美に美穂の身の回り品を、買い出しに行く時間もない本人のかわりに、用意して欲しいと告げていた。
部屋を探させないために、当面の美穂の下着から服や靴まで集めて、留守でもかまわないから、クローゼットに運び込ませていた。
田嶋のため…いや、一昨日が初日で深夜のナイフ騒動を危険を顧みずに美穂が人質になってくれたから、無難に解決ができた。
麻由美からの入館祝と労をねぎらう意味で、ブティックの知り合いに、深夜にもかかわらず連絡し、未明には車に服など一式を積み、田嶋のマンションに他の女性を連れて、運びあげていた。
麻由美も以前の仕事で人脈がいろいろあり、事故処理にもたけた才能を発揮する女であった。
田嶋は、麻由美に美穂の身の回り品を、買い出しに行く時間もない本人のかわりに、用意して欲しいと告げていた。
部屋を探させないために、当面の美穂の下着から服や靴まで集めて、留守でもかまわないから、クローゼットに運び込ませていた。
田嶋のため…いや、一昨日が初日で深夜のナイフ騒動を危険を顧みずに美穂が人質になってくれたから、無難に解決ができた。
麻由美からの入館祝と労をねぎらう意味で、ブティックの知り合いに、深夜にもかかわらず連絡し、未明には車に服など一式を積み、田嶋のマンションに他の女性を連れて、運びあげていた。