牝麗子-36
『やればできるじゃないですか~、ひとりで歩いてごらんっ』
縄渡りも、これからが正念場の登りになる。棒の様に、一直線ではなく、真ん中が低く、左右の端は高くなる。
さらに、強くこぶに擦られ始めては‥ぐっと堪えて越えては、腰がジンジンと溶けだすのを、こっそりと‥よろこんでしまう。
「ふぁぁあんっ‥ぃああん~」
クリップで挟まれる乳首の痛みをこらえていると、こぶからの肉芽を抉る甘美が勝り、徐々に内股が震え出していた。
勇也は、麗子の変調を予期していたので何も言わずに、凧糸を、上下、左右と振り、クリップに振動を与えた。