美穂-436
美穂に逝かされた志保は、力なく床に尻もちをつき、美穂の股座に顔を横たえているだけになってしまった。
ある意味では、予想通りの結末に‥呆れてしまうが、ものが違うと思えば容易く納得してしまう。
ここで美穂にお客の相手をさせるのが、楽しみになってきたが、少し胸の中が締めつけられ‥せめて、しばらくは独りじめできるのが喜びであった。
会長が連れて面接に来るはずの女‥誰に担当させるかと想いを巡らしていると、志保がモニタでこちらを見て、頭を下げていた。
携帯を掴み、志保に電話をした。
『また、志保の負けだな。簡単に気を許したのは、油断があったからだ。もう調教は止めて2人で、寿司でも食べてから、帰ってのんびりして居なさい。』
[はい‥そうしますが、ちょっと悔しいです。]