美穂-463
『今日使う黒く染めた麻縄を取りに"緊縛moon"へ行こう。美穂は、一緒に館に行き、私が縄化粧をした後に、喪服の着付けをして貰うといい。』
「は~い、では‥シャワーしてきます。一緒に如何ですか~」
『そうだな‥朝風呂で眼を覚ますとするか~。今度は、私が背中を流してやろう~』
「はい‥お願いします‥でも、背中だけ‥」
『そうはっきりと不満げな顔をするな~風呂に行くぞっ』
「‥はい。怒ってませんよ(笑)」
(言葉はともかくも、飼い主の周りを離れない犬の様に、田嶋の行動する範囲内に居ると、安心感があると思う美穂であった‥)
2人してシャワーをかけ合うと、田嶋は本当にスポンジに2~3滴ソープを出して、美穂の腰に手を添えて、美穂の背中を自分に向けさせた。