美穂-464
「えっ‥はぃ‥」
しかし、美穂の期待に反して足の甲や指先にスポンジが行き来し始める。
椅子に座る田嶋の顔の位置に、美穂のお尻がある‥
スポンジが、脚の下から少しずつだが、上に上がって来るのがわかると‥躰は期待してしまう。
(もう、じっとして居られないわ~早くさわって~~)
素知らぬ振りをする田嶋は、膝から上には、なかなか洗い出さない。そして、ついに‥
(少しだけ内股でスポンジが動いている~)
「ゃああ~ん」
『美穂は、こんな事で感じているのか~。しかも、濡れてきているのが、私にも見えているぞ~』
「まさか~濡れてなんかいません‥」
両脚の内股にスポンジが上下し始めると、美穂の声は"悶え声"に変わっていた。