美穂-130
『直ぐに監視室に行く。マスターキーを金庫から出しておいてくれ』
寝ている美穂と雅美を起こすが、雅美の縄を解いている時間がない。
美穂に雅美が着ていたピンク色のチャイナ服を着させ、監視室へ2人で向かう。
『ピンク色も似合っているぞ…美穂がこのチャイナ服を着る時は、そう遠い話ではないかもなぁ…』
「……」
歩きながら、簡単に説明をし…場合によっては、志保の代わりに山本の相手をしてもらうかもと伝えた。
監視室に美穂を連れて入ると、麻由美は「あれっ」って顔を一瞬するが、「こちらを見て下さい」と、4方向のカメラを全てモニターに写し出していた。
確かに、山本に緊張感が漂っている様子が伝わって来ている…
(どうする…踏み込むか…迷う…光り物を持ち込まれたのは初めてである…山本は以前はおとなしい部類の客だし…)
『山本の経歴や会社の現在の様子などをここの画面に出してくれ』
『麻由美は、ナイフを振り回す男と戦った事はあるか…』
「訓練所で経験はしてます。麻縄が1本あれば、完璧に勝てますわ…」
『心強いな。ではキーを持ってドアの前で合図を待っててくれ』
寝ている美穂と雅美を起こすが、雅美の縄を解いている時間がない。
美穂に雅美が着ていたピンク色のチャイナ服を着させ、監視室へ2人で向かう。
『ピンク色も似合っているぞ…美穂がこのチャイナ服を着る時は、そう遠い話ではないかもなぁ…』
「……」
歩きながら、簡単に説明をし…場合によっては、志保の代わりに山本の相手をしてもらうかもと伝えた。
監視室に美穂を連れて入ると、麻由美は「あれっ」って顔を一瞬するが、「こちらを見て下さい」と、4方向のカメラを全てモニターに写し出していた。
確かに、山本に緊張感が漂っている様子が伝わって来ている…
(どうする…踏み込むか…迷う…光り物を持ち込まれたのは初めてである…山本は以前はおとなしい部類の客だし…)
『山本の経歴や会社の現在の様子などをここの画面に出してくれ』
『麻由美は、ナイフを振り回す男と戦った事はあるか…』
「訓練所で経験はしてます。麻縄が1本あれば、完璧に勝てますわ…」
『心強いな。ではキーを持ってドアの前で合図を待っててくれ』