美穂-337
車の中で、股間が痺れる様にされた美穂は、後部シートから尻をずらして動こうとはするが…動けば躰がおかしく成る気がして、動けないで居た。
エミは、"田嶋さんが美穂の躰に悪戯をしている"と直ぐにわかり、キャリーバックと伊勢丹の荷物を全てひとりで持った。
"逝かさずに部屋に上がる"と決めた田嶋は、エミに部屋の鍵を渡し、車の鍵を受け取った。
担ぎ上げる手もあるが、今はそんなつもりがない田嶋は、スカートの裾から、手を差し入れて、肉壺を割く麻縄を横にずらし、一旦、縄での肉芽責めを中断した。
逝かせて貰えぬ…と思った美穂は、恨めしそうな顔になる。
『さっ、これで少しは動いても、大丈夫だ。部屋に行くぞ…』
美穂は、おそるおそるだが、車から降りて、歩き出す。心配しながらなので、普通には動けないが…どうにかなってしまう刺激からは、解放されていた。