美穂-338
後ろから田嶋の手はスカートの前をたくし上げて、"ドアが開いたら見られて大変な姿だ"と美穂に思わせて、辱めていた。
7階のボタンを田嶋が押したフロアーまで一気に上がり、美穂は"ふ~"と、安堵のため息を出してしまった。
『美穂っ、両手を上げろっ』
「ぇ、…はい。」
(田嶋さんが…"調教師の声になっている"…こんな処で~)
田嶋は、スカートの裾に手を掛け、裾を一気にまくり上げてしまう。
「いやあ~~」
『美穂、裾を握って離すなよっ、腕をあげたまま、私の部屋まで歩いて行けっ』
「駄目です。住んでいる人に見られてしまいます。」
『さっさと歩けば、直ぐに着く距離だぞ』
田嶋は、歩き出そうとする美穂を止めて、さっさとは歩けない様に、肉壺を割る様に麻縄の位置を戻していた。