美穂-394
「志保さま、お許し下さい。勝手にしゃべって申し訳ありませんでした。」
[勝手な事をすると仕置きされるのよ。顔を上にあげなさいっ]
不安げに天井を見る様に上を見上げた。
「あグっ」
たった一発の鞭、悲鳴すら、まともに上げられずに、乳房の痛みに、快楽だけではないSMの世界を知らされ、新たな気持ちにさせられていた。
"悲しい"わけではない。しかし、いつの間にか涙がとめどなく出てしまう。
志保が鞭を、また打ち込んでくる。。。
「いやあ~、あっうっ」
閉じれぬ脚や庇えない腕に、力が入ってしまう。しかし、手脚は‥美穂の気持ちをあざ笑うかの様に、ビクともしない。
胸や腹の軽打の他に、剥き出しの股間へも、軽打が浴びせられていく。
「お願いです。もう、止めて下さい。」