美穂-395
(この気持ちの切り替えの早さは、何か調教に対して掴み、前向きになったのね~)
美穂は、嘲笑う微笑みを浮かべた志保の顔を見て、一瞬のうちに冷ややかな気持ちに包まれていた。
志保は、和室から鞭と麻縄以外にも、淫具を持って来ていた。ソファーの前のテーブルに置いてあり、そこを志保は眺めている。
銀色のステンレスの卵…ローター? コードがない。志保はそれを2つ掴み美穂に向き直り、また笑いながら近付いてきた。
(いやだわ‥不吉な予感を漂わせる笑いだゎ…)
[美穂、これから楽しませてあげるわょ~]
志保の手には、小さな瓶を持っていて、指に中のクリームを掬い肉芽にたっぷり塗り込むと、次に肉壺の中にも指を差し込んで、塗りつけた。