美穂-430
もちろん、田嶋も美穂の演技力を気に入っていた。作られた言葉でなく、心を素直に言葉にしていた。
短い付き合いの時間だが、濃厚な交わりを過ごした故に、自然さが伝わってきている‥これなら館のギャラリーからも充分ショーとして、満足感が得られると思えた。
[ほら、美穂、舐めてごらん‥]
志保は、腰に埋め込んだペニバンを美穂の顔に突き出し、口にあてがった。
鬼頭が張り出し、竿にはイボイボが散りばめてあり、如何にも"淫具"の顔をしている。
美穂にしても、口淫の後に‥肉壺を貫かれる事はわかりきっていて、乱れて‥逝き恥を曝す事もわかっている。
半ば、そんな自分の身に起こる事に期待してもいた。
(志保さんは、バンドを利用して、押し込む事しか出来ない美穂とは違い、抜き差しをしつくせる。‥私が堕とされるのね‥)
つづく
