美穂-457
遠退く意識とは別に肉棒に伝わってくるリズミカルな締め付けに、田嶋は気持ちを集中させられていた。
"女体で楽しむ"‥野獣の視線で裸体を見る、なぶる、叩く、違った嗜好として麻縄で縛る‥いろいろとあるが、締め付けを楽しむのは、至福のひと時と言えるだろう。
(締め付けをたのしんでいると、あたり前の様に硬さが増してきてしまうな~)
若い田嶋ならば、間違いなく腰を獣の様に突き出して、美穂をまた犯していただろう~
『美穂、お前は締めつけを楽しめる躰になってきているぞ‥』
「ふうぅ‥ぁふうぅ‥もっと‥きて‥あふう‥ください‥」
硬さが増しているのがわかるとばかりに、また自然に腰をくねらせて、少し振り向いて田嶋にせがむ様な視線で見つめた。
『このまま、ベットルームへ行くぞ。抜くなよっ!』