目の前にいる愛しい女性を麻縄で縛る瞬間
手が震えることが、最初の頃にはよくあった
麻縄を肌に巻きつけると、不思議となくなる
やわ肌を麻縄で傷つけないように注意する事で
さっきまでの震えが、不思議となくなっている
縛るまでは、たぶん「優しさ」が上回っている
縛り終わると、何故か不思議と責め立てたくなる
これは、最初の緊縛から一貫して変わることがない
責め方が、いろいろわかり、試したくなるからかもしれない
座らせた胡坐姿を眺めつつ、無言で見つめる
横から、後ろから、上からといろいろなところから…
見飽きたら、後ろに回り込み、前に倒しこむのが好きだ
目の前に、むき出しの白い尻が飛び込んでくるのが好きだ
そして、ゆっくりと柔肌の太腿を触り始める
女の漏れ出す声や漂う匂いが愛おしく好きだ
身体を揺すらせて悶えた時の、微かな縄の音…
好きな音が、私のSのスイッチを完全に入れてしまう