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茉莉-6

ホームの柱に寄りかかり、なんとか呼吸を整えてから、ようやく茉莉は歩き出した。

ふと後が気になって振り返ったが、それらしい男はいない。

男は、ついてきたりはしなかったようだ。茉莉は少しほっとして改札口横のトイレに向かった。


「ちょっと、待って」


入ってきた女性が茉莉の前に立ち、声をかけてきた。

声をかけられて初めて顔を見たが、やはり初対面だ。

茉莉は警戒した。


『そのかっこで外に出るの?…あなたのお尻、でてるわよ~』


「えっ」


思わず手を後ろに回し、振り返った先に鏡があった。

鏡に映った自分の姿を見て、茉莉は息が止まりそうになった。

スカートの後ろがまくれあがっている。お尻が半分以上露出している。

(いやっ! ずっとこんな格好だったの?)

スカートがまくれることはまれにある。恥ずかしいことだが、だれだって何度か経験のあることだろう。

でも、その下が裸のお尻だという経験をしたことがある人は、おそらくそうはいないに違いない。

しかも、見られた。しっかりと…。

今、目の前にいるこの女性に…。

茉莉は、スカートを直し、お尻に手を当て、彼女の横をぬけてその場を逃げ出そうとした。

しかし、不意にその手をつかまれた。


何が起こったのか、とっさに茉莉には理解できず、しかも恥ずかしさで相手の顔を見ることもできない。

うつむいたまま、ぐっとつかまれた手を引かれ、後ろから抱きかかえられるような形になって、耳元でささやかれた。


『見てたわよ、外でするのが好きなの?』


(えっ、見られてたんだ、やっぱり…)


『ノーパンだし、見られるのが好きなの?』


「……」


茉莉は恥ずかしさでもはや何も考えられる状態ではなかった。

(えっ、なに)

茉莉のスカートが彼女の手で、持ち上げられた。

肉付きのいい茉莉の双丘がふたたびあらわになる。

茉莉は、バランスをくずし、あわてて壁に両手をついた。

ブラウスの中に左手が差し込まれ、乳房をもみだされていた。



悪戯_5



さらに、彼女の右手が茉莉の豊かなお尻の双丘を撫で始める。

その手は双丘を押し広げ、股間に這い進み、谷間の中にまで侵入してきた。

茉莉は、すでに正常な思考ができる状態ではなく、されるがままにただ、じっとしていた。

彼女の右手の中指と薬指が、茉莉のクリトリスをとらえ、さらに親指をゆっくりと差込み、左右にこね始める。

茉莉の秘部はすでにグッショリ濡れてしまっていて、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てた。

(恥ずかしいけど…、気持ち良くて、動けないわ~)

つづく

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