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茉莉-26

地下の駐車場から、エレベーターで直接最上階のスカイラウンジまで昇り、エレベーターホールに出たとたん、その時、いきなり茉莉の股間のバイブが振動し始める。


「ウッ!」


茉莉は、突然のことにビックリして、お腹を押さえてうずくまった。


「真希様、だめ。…動けない。ねぇ…止めて、お願い、早く…」


茉莉は、泣きそうになりながらようやくそれだけ口にした。


『どう、驚いた?』


真希はそう言うと、リモコンのスイッチを切り、同時に茉莉の股間の振動も止まった。


「ひどい…」


茉莉は、泣き出しそうな顔でうつむいた。


『ごめん、ごめん。今度はスイッチ入れるときは、言うからね』


「だめ。そういう問題じゃなくって、…言ってもだめ。」


『そう、とんがんないで、中に入ろ』

真希は、茉莉の肩を抱いてラウンジの中に入り、座る席を探した。午後2時過ぎという時間帯のせいか、客の姿はまばらで、真希は窓に面した奥の席に座った。


「あっ!」


座ったとたん、茉莉がビックリしたような声を出した。


『どうかした?』


「あたるの…奥に…」


『ふ~ん、気持ちいい?』


「いじわる」


ウェイトレスがメニューを持って現れた。


「ご注文は、お決まりですか?」


『アイスティー。茉莉は?』


「同じものを……」


戻っていくウェイトレスを見送ると真希は、茉莉に言った。


『茉莉、スカートを引き上げて、足を広げてみようか』


「えっ?」


『いちいち聞き返さないで。足を広げるのよ、早くっ』


そう言うと、リモコンのスイッチを入れた。


「あっ……」


茉莉は、小さく声をあげ、股間を抑えた。それを見て、真希はスイッチを切った。


『言う通りにしなさい。わかった』


茉莉は、周りを確認してから、少しだけ腰を浮かしてスカートを引き上げ始めた。真希の視線が、ずっと茉莉の顔を凝視しているのがわかる。茉莉も真希の顔をじっと見ながら、ゆっくりと手を動かした。


「こ、これぐらいでいい?」


立っているときでさえ膝上20センチほどしかないスカートは、座るとずり上がり、ほとんど太腿の付け根まで見えている。さらに、足を広げると、茉莉の白い太ももは完全に露わになり、股間のバイブすら見えてしまいそうだった。でも、真希は首を縦に振らない。


「でも、これ以上は…」


つづく

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