最初の奴隷-4
股間の刺激に翻弄されるのを待ち焦がれていたM女(真由美)。
何度も腰をモジモジと動かして座り直す姿は、見ている儂だけが秘密を知っている。
『どんな気持ちだ?』
「はい、気持ち良くて声が出そうです。」
上目づかいに瞳を差し向けてくるが、視点が定まっていない。
儂はタバコをつけながら、しばらく様子を眺める事にした。
真由美は高校3年の時に、憧れていた体育講師に体をゆるした。
学校を卒業する間際は講師に毎日抱かれている。
その時期から、講師に麻縄で拘束されて責められる快感に虜になっている。
卒業後は、真由美は就職し教師と生徒の関係から男と女の関係になっていく。
正確には「主と奴隷」で、恋愛関係も卒業している。
世間的な結婚などは考えてもいなかったらしい。
仕事が終わり、講師の部屋で先に待つときは、「全裸」と命令されている。
通い妻とは違い家事はしない。
ただ、性的な繋がりだけで3年間続けたらしい。
十代の性にしては、ちょっと早い世界に麻薬の様な魅力を感じていた。
つづく