茉莉-21
『ねぇ、どうしたの?つながれてんの?なんかの遊び?』
「いえ、なんでもないです」
消え入りそうな声で茉莉はそれだけ答えた。
『あれ、もしかして、これ、描いてんの?』
宏が、茉莉のペイントに気づいた。
『本当だ、これ本物の乳首だよね』
拓也は、茉莉の乳首を指で押さえた。
『こういう趣味なの?』
『おい、拓也…やめろよ、そのへんから怖いお兄さんが出てくるってパターんいじゃないのか~』
『あっ、そうか…そういうやつね』
茉莉は、“そんなんじゃない”と言いかけてやめた。とにかく男たちがすぐに立ち去ってくれれば、それでもよかった。
その時に、ローターがまた動き出した。さっきよりも強い動きに、無意識に声が出てしまう。
「ああっい、ぃゃあ~」
男達に聞こえたかはわからないが、一人は振り向き、ゆっくりと立ち去りながらも茉莉を見ている。
周りをキョロキョロしながらも茉莉を見ている。
(茉莉が、もっと、刺激されて逝かされる場面を2人が視ずに去って行くのを真希は、離れた物陰から双眼鏡で覗きながら、残念がっていた)
「いえ、なんでもないです」
消え入りそうな声で茉莉はそれだけ答えた。
『あれ、もしかして、これ、描いてんの?』
宏が、茉莉のペイントに気づいた。
『本当だ、これ本物の乳首だよね』
拓也は、茉莉の乳首を指で押さえた。
『こういう趣味なの?』
『おい、拓也…やめろよ、そのへんから怖いお兄さんが出てくるってパターんいじゃないのか~』
『あっ、そうか…そういうやつね』
茉莉は、“そんなんじゃない”と言いかけてやめた。とにかく男たちがすぐに立ち去ってくれれば、それでもよかった。
その時に、ローターがまた動き出した。さっきよりも強い動きに、無意識に声が出てしまう。
「ああっい、ぃゃあ~」
男達に聞こえたかはわからないが、一人は振り向き、ゆっくりと立ち去りながらも茉莉を見ている。
周りをキョロキョロしながらも茉莉を見ている。
(茉莉が、もっと、刺激されて逝かされる場面を2人が視ずに去って行くのを真希は、離れた物陰から双眼鏡で覗きながら、残念がっていた)
その時の茉莉のカラダは既に、「逝く」のを待ち焦がれて、「逝かされたい」状態にまでなっていた。
以前のこの無線ローターでの責めを思い出すカラダは、茉莉の意思では止める事は、もはやできない。
人気のない駐車場で全裸で縛られて、この無線ローターで逝かされた最初の日。
夜のコンビニの光が入る駐車場で、助手席に全裸のまま椅子に括りつけられ、店の中の真希様の操作で逝かされた夜…
この無線ローターに責められて逝かされた事を思い出すカラダにされている。
「あぅあぅああっい、ぃゃあぁぁ~ぃぃぃいっくぅぅ」
カラダは、逝く事だけを思い出し、ついにベンチで一気に逝ってしまう。もう、茉莉には何もできない。
つづく
以前のこの無線ローターでの責めを思い出すカラダは、茉莉の意思では止める事は、もはやできない。
人気のない駐車場で全裸で縛られて、この無線ローターで逝かされた最初の日。
夜のコンビニの光が入る駐車場で、助手席に全裸のまま椅子に括りつけられ、店の中の真希様の操作で逝かされた夜…
この無線ローターに責められて逝かされた事を思い出すカラダにされている。
「あぅあぅああっい、ぃゃあぁぁ~ぃぃぃいっくぅぅ」
カラダは、逝く事だけを思い出し、ついにベンチで一気に逝ってしまう。もう、茉莉には何もできない。
つづく