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茉莉-42

茉莉の乳房がプルンと、こぼれ出た。

竹内は、茉莉の肩に回していた手を前に伸ばし、ぎゅっと乳房を鷲づかみにする。


(だめ、乳房の刺激で声でちゃう…)


竹内の顔が近づいてくる。おもわず顔をそむけるが、強引に口を吸われた。

舌が入ってくる。

茉莉は、口を開いてしまった。

竹内を受け入れる気はないが、押し返す気はなくなっていた。

茉莉は目を閉じた。

何も視界に入れたくなかった。竹内の指が茉莉の乳首を挟む。やがて指が舌に変わる。

竹内の舌は、ぴちゃぴちゃといやらしい音を立てる。


(だめ、乳首が気持ち良くて声だしちゃっう)


不意に竹内が立ち上がり、茉莉の正面に座りなおした。

茉莉は、いそいでブラを直し、シャツの前をあわせた。


『シャツは、そのまま。手をどけて…』


茉莉がシャツをつかんでいた手を放すと、正面に座った竹内の目がいやらしく茉莉の体中を這う。

『スカートをまくって、お尻を見せてくれないか?』


(なんてことを…)


『見られたいんだろ~。ここで見せてくれないか?』


(そんな…)


いやだと言って帰ることもできるが…。

茉莉は、竹内に背を向けて、スカートを持ち上げた。


『違うだろう。足を開いて…』


茉莉は足を開いた。


『ソファの背に手をついて、お尻を突き出して…』


茉莉はためらった。


『さっきは窓に向かって、お尻を突き出してたじゃないかっ』


茉莉は、言われたとおりに資料室と同じ様に、お尻を突き出した。


『指であそこを開いて見せてっ』


(そんなこと…)


『さっきしてたことを、私にだけ、ここでやって見せてくれ』


(やだ、ひどい…)


茉莉は、前から腕を伸ばし指で襞を掻き分けた。


『きれいなお尻だ。ずっと眺めていたいんだが、そうもいかない。これから会議なんでね…』


とりあえず、茉莉はほっとした。


『携帯の番号を教えてくれないか?』


茉莉はためらった。


『ご主人には、黙っておいてあげるょ。なんたって女房を女に寝取られたんじゃ、彼も立場がないだろうからね…』


茉莉は、社内結婚し北海道に単身赴任している主人だけには知られたくない。

しかたなく竹内に番号を教え、逃げるように竹内の部屋を出てトイレに駆け込んだ。


(やだ、やっぱり淫部濡れてる…)


つづく


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    女性を探索中
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