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茉莉-58

エミはチャイナ服のボタンを緩め、乳房に当てがっていた「ヌーブラ」をはがし、装着液を塗り直して茉莉の乳房にあてがった。

乳首の中心には小さいが、平らなローターがはめ込まれていた。


(指で弾かれる痛みも程よく感じてしまう今の茉莉には、もの足らない刺激ではないはず、弄ばれて逝き続けなさいね)


チャイナ服の女達がテーブルを上を、手際よく飲み物以外を全て運び出し、透明なプラスチックの大きな半径の筒を運び入れた。

その女達がエミを入れて6人で、茉莉の椅子ごと円卓の真ん中の回転テーブルに乗せた。

運び入れた透明な筒を茉莉の上からかぶせて、筒の中に閉じ込めた様にしたら、ゆっくりと茉莉を乗せた円卓だけが、回りだした。


(見せ物にして、楽しむつもりね…やだ…チャイナ服の人達までも座りだしたゎ…)


女の軽蔑した視線を浴びながら、次の「責め苦」を待つしかなく…過去の逝かされ続ける場面を想い出していた。
股間のローターの振動に変化があった。弱い振動が止まるのではなく、少し強まってからしばらくすると止まる動きに変わった。

たったそれだけの変化に、乳首の振動が加わり、益々追い込まれてきた…

数段と気持ち良さが増して声をもらしてしまった。


「ぁああっ、いや~」


その声に、女達の冷ややかな視線が強まり…急に、逝かせられる恥ずかしさや屈辱感に襲われだして…さらに、体の身震いが…止まらなくなり、困り果ててきた。


(寒い。さっきまでとは違い過ぎる事に気がつき…上を見上げ…冷房じゃなくて…「冷気」が顔に当たっている事に驚く…)


『逝く事ばかりを考えて、気がつかないと思ってたけど、少しは状況を飲み込めてきたようね(冷笑)。志保が殿方とは違う責めをしてあげますからね…』


田嶋の横に座っていたチャイナ服の中では、綺麗だが冷酷そうな笑いを浮かべる志保に恐ろしさを感じてしまった。


「お願いです。ここから下ろして下さい。茉莉がこんな仕打ちを受けるなんて…酷すぎます」


『あらあら~、今更、そんな悪あがきを言っても遅いわよ。それに、貴女の失態を観に集まった方達に最後までお見せしなければ、失礼じゃないの…』


(耐えられない寒さではないが、ジュースを飲み過ぎたせいで、もう尿意感が限界に来ていた…)


「お願いです。トイレに行かせて下さい」


志保は田嶋を見ながら…


つづく

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