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由梨-006

やっと、肉芽ローターが動き出した。待ちわびていた事でもあり、時間もかからずに逝かされていた。


「ああああ~ やあああ~」


由梨の全身に薄っすら汗をかき、オイルを塗った様にひかり輝き、柔肌が艶っぽくなってきた。

本郷は休ませないで、どんどんと逝かせたい気持ちが湧き上がり、由梨の目の前に膝立ちになり、2本指先を肉壺へ刺し入れて、内面を摩りだした。

突然の股間への刺激に、逆らう事もできずに、声を漏らすことで、恥ずかしさをぬぐい去る様であった。


「いゃあああああ~ ああああ~もう逝く逝くっ」


本郷の2本の指先は、肉壺の上部の丸みを捉え、由梨の悶えに合わせて動きを変え、高みへと追い立てて行った。

逝きだして、すぐに指先を抜くと、勢いよく「潮吹き」をしだした。

ひと潮吹きおわり、呼吸が整う前に肉芽をいらがい、呻き声が出始めた処で、また2本の指を入れて、肉壺を刺激していく。

また、勢いよく「潮吹き」がはじまる。

落ち着かせて、3度目の「潮吹き」が終ると、由梨もぐったりとしたままになり、本郷は責めを中断せざるをえないと判断した。

冷蔵庫から、ポカリスエットをとりだし、由梨の口もとへ飲み口を当てがった。


『沢山、飲みなさい』


由梨は、返事をする代わりに、ゴクゴクと飲みだし、多少は胸にこぼしたが、1本飲みきった。

ここの施設の特殊な処は、飲み物には「媚薬」が混ぜてある。

施設で働く者は、もちろん知っているが、由梨にはまだ誰も教えていない。

本郷は、次の事を考えながら、また道具棚へ向かい、また、手に取りスイッチを入れては切ってもとに戻した。

迷った挙句に、ひとつのバイブを手にして、由梨の目の前に進んだ。


『由梨、喉の渇きは大丈夫か。まだ、飲みたければ、持ってくるぞ。』


「はい、まだ飲みたいと思ってた処です。お願いします。」


バイブを自分が座る椅子に置き、ニヤリと笑う本郷と、物欲しそうに顔を本郷の動きに合わせて、首をまわす由梨と意味が違っていた。

冷蔵庫から媚薬入りのポカリスエットをとり、由梨の口もとへ当てがってやる。

先ほどの様に勢いよく飲まないが、ゆっくり味わって飲み、乳房にも垂らしながら飲み干した。

水分補給すれば、また勢いよく「潮吹き」もさせられるし、逝き方も凄まじさが増すだろうと思うのは、本郷の性癖かもしれない。

これからは、逝けば逝くほど、普段の由梨の性癖以上に、「逝きたくなる」はずだ。


つづく


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☆性別:優しさもそなえるS男
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