美穂-150
『映ってたが、見てはいない…モニター全体を見ていて…その時偶然に…あれはっ麻由美かぁ~、で、他のモニターを見回ってたょ…』
(見入ってたとは、気まずくて言えねぇな~)
「…もう~ずるいっ」
(こんな時に、お前まで挑発してくるなっ。一度は責めて泣かせたいが…今夜は先に泣かせなきゃ可哀想な女が、目の前に2人も居て、すでに濡らしているから…麻由美は後回しだなぁ~)
そこで、名案が思いつき…田嶋はバイブの棚から1番大きなレズ用の二股頭バイブを手に持ち、麻由美に渡した。
『このバイブで、責めてやってくれ。今、椅子に拘束し直すから、志保を泣かせてもらえるか…』
腰を突き出す志保の姿を見ながら、麻由美は恥ずかしそうに頷いた。
「…はぃ…」
恥ずかしさを煽る言葉を言いながら、山本が持ち込んだナイフで志保の麻縄をサクサク切り、関節や筋の痛みがないか…肩や腕、背中を少し強めに…触っていく。
『志保、痛むところがあれば、素直に言ってくれよ~』