美穂-155
逝かされる…望まない者には、苦悩でしかない…しかし、望んでいる者にとっても、限界を持っている。
志保は、望んでいたが限界がある…麻由美は、サディスティックに貫いている…己にも貫かれる快感を求めて腰を突き上げる。
麻由美には筋書きはもうない…責められて、悶える志保からエネルギーを貰っているように思えるだけだ。
(この2人は…本気で逝きだしたまま、終わる気配がないなぁ~)
2人が同時に逝かない限り、終わるきっかけがないのかもしれない。調教師ならば、志保責めを休みつつ責めるが、調教師でない麻由美は、己の快感も求めているだけに終われないでいる。
(この本気な姿を、ステージで見せて貰いたい…奥深く逝きあう2人の姿を…特殊な女体だけが持つ究極の世界…)
美穂は、その姿を間近で見ているだけで、逝っている…おそらく志保に同化しているのだろう。