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茉莉-17

昨日、真希にもらった物がある。茉莉は、ずっとそれが気になっていた。

リモコン式のピンクのローターとショーツを手渡された。よく見ると…クリトリスの位置にポケットが付いているショーツなのだ。説明を聞かなくても真希の意図することがわかり、どんな時に付けるのかを妄想してしまい、勝手にドキドキしていた。

真希様の指示で最近は、会社でもノーパンが当たり前になっていた茉莉だが、今日は、ちゃんと下着?を着けていた。


『明日、手渡したショーツにロータをセットして、仕事中にオナニーしなさい。ロータはどうするかわかるだろう~』


「はっはい。ショーツのポケットに入れて、クリを刺激するように…すれば良いでしょうか…」


『よく分かっているね。』


真希は、笑いながらそう言った。笑われている茉莉にしても、すでに、妄想の中では、クリを刺激してみたい気持ちでいっぱいになっていた。

お昼にこっそりトイレで、スイッチを入れてみたが、予想以上にモーター音が大きく、慌ててスイッチを切った。

そのときは、やっぱりやめておこうと思ったのだが、カラダは、うずうずしてきた。


(ここじゃできないわ、やっぱりあそこかなぁ…)


茉莉は、整理したチューブファイルを2冊とバッグを持って立ち上がった。


「資料室に行ってきます」

資料管理は茉莉の仕事だが、そうたくさん資料があるわけでもない。しかし、ここのところ午後になると茉莉は毎日のように資料室に足を運んでいる。

だれも、静止はしない。

さぼっていると思われても仕方がない。気は咎めるが、事実サボっているのだから言い訳のしようもない。

資料室は3階の奥、ここに出入りする人はほとんどいない。

たくさん並んだ棚とキャビネット。部屋の奥の隅に、隠れるためにわざわざ空けてあるとしか思えないような場所があった。

前任者の仕業か。代々受け継がれてきたものか。
そこは、入り口からは死角になっている。

茉莉は、まっすぐそこに向かうと、スカートを脱ぎ、パンストをお尻の下までおろし、壁にもたれてストッキングを片足ずつ抜いていく。

さすがに椅子は置いてない。脱いだストッキングをバッグにしまい、もう一度スカートを穿く。

誰も来ないとはいえ、万一ということもある。裸にはなれない。スカートを腰の上まで持ち上げ、ショーツを膝の位置まで下ろし、淫部のあたる処を見た。


(変態だわ。わたし…。ぐしょぐしょだわ…)


ショーツにシミがついているのを確認して、ピッタリさせる様に引き上げた。バッグからピンクのローターを取り出し、ポケットに挿入した。

受信機をショーツに挟み、スカートを元に戻す。準備はできた。

緑色の小さなリモコン。スイッチを入れた。モーター音がするが、トイレの中ほど大きな音ではない。


「あっあああ~~」

つづく

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