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茉莉-39

連休明けではあるが、次の週末休みまで後2日。有休をとる者が多く、社内は閑散としていた。

茉莉は、また資料室にいた。誰かに見られたかもしれないが、あれ依頼、別に何もない。やっぱり思い過ごしだったと茉莉は高をくくっていた。

昨日の刺激が強烈過ぎた。ボディペインティングしたとはいえ、裸には違いない。


(裸で、外を歩いたんだ。わたし…)


そのうえ、見ず知らずの男のものを咥えて白汁を飲んだ。
喫茶店ではバイブを落としたところを大勢に見られた。


(ああ、変態、恥ずかしい…)


茉莉は、自分の恥ずかしい格好を思い出しながら下腹部が熱くなっていくのを感じていた。


(ああ、本当に変態だ。思い出しただけで、また、濡れてる)


仕上げには、ホテルの部屋で異様な3Pまでさせられて、逝き続けてしまった。

茉莉はキャビネットに背をつけて、バッグを開いた。


(大きい…同時に昨日の事が脳裏にフラッシュバックして、乳首がざわつく)


『茉莉、明日、会社の中で、このバイブで逝きなさい』


今日は、リモコン式のローターではなく、昨日使ったバイブだ。音は、格段に大きい。

茉莉は念入りに周りを見回す。誰もいない。股間に指を入れた。もちろんノーパンだ。

指で襞を掻き分け、クリを露出させる。そこにバイブの先端をあててスイッチを入れた。


「ブーンン」


驚いて、心臓が止まるほど大きな音だ。

一度、止めた。

耳を澄ます。

誰もいない。


(誰も来るはずない、止めたくない、来ないで…)


もう一度スイッチを入れた。直接的な刺激もそうだが、昨日の体験が思い出される。ウエイトレスの香奈に見られた。


(あの子の目…やだ、見ないで…)


クリへの刺激だけでは、足りない。

茉莉は、振動しているバイブをそのまま中にを押し入れた。


「あああっああ…真希さま」


思わず、声が出た。

茉莉は、キャビネットにもたれたまま足をぴったりと閉じ、バイブを挟み込んだ。

押し寄せる快感に耐えきれず、今日は座り込んだ。それでもバイブを止めない。

何度も何度も逝きたかった。茉莉が、自分の席に戻ると、課長に声をかけられた。


『竹内部長が、桜井君に大急ぎで頼みたいことがあるらしい。行ってきてくれるか?』


(部長が?でも、どうしよう…ノーパンだし…)


つづく

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