茉莉-56
よく見ると、間違いなくチャイナ服の下は、ノーパンにノーブラ、丈が異様に短いので…見えるし…
さらに、不安な気持ちが…深まることがあった。
チャイナ服の子が動き廻る場所からモーター音が聞こえてくる。
汚れた皿を引き下げる時に、すぐ近くからモーター音が聴こえてくる。
(…でも、何故平気な顔して動けるの…働いているから感じない…私だって我慢したけど、我慢しきれずに…逝ってしまった)
美味しい料理を、最初は茉莉も食べられたけど…胸がいっぱいになりはじめ…動悸が速いし…体が熱い。
さらに、冷たいジュースを頼むと…
田嶋は、じっと見つめてくるし、ジュースを置くチャイナ服の娘は…
「美味しいでしょう…特別なジュースなのですが、お口に合いますか~」
「ちょっと酸味があるけど、美味しいわよ。料理のせいか喉が渇くの…」
さらに、不安な気持ちが…深まることがあった。
チャイナ服の子が動き廻る場所からモーター音が聞こえてくる。
汚れた皿を引き下げる時に、すぐ近くからモーター音が聴こえてくる。
(…でも、何故平気な顔して動けるの…働いているから感じない…私だって我慢したけど、我慢しきれずに…逝ってしまった)
美味しい料理を、最初は茉莉も食べられたけど…胸がいっぱいになりはじめ…動悸が速いし…体が熱い。
さらに、冷たいジュースを頼むと…
田嶋は、じっと見つめてくるし、ジュースを置くチャイナ服の娘は…
「美味しいでしょう…特別なジュースなのですが、お口に合いますか~」
「ちょっと酸味があるけど、美味しいわよ。料理のせいか喉が渇くの…」
『何度もおかわりが面倒くさいだろう~ビール用の大ジョッキで頼む』と、小野が言い出し…
「はい、承知しました。急いで持って来ます」とアイマスクの娘は小走りに出て行った。
(何が楽しくて、小躍りして戻るのかしら…でも、もうジュースないし…速いにこしたことはないわ)
「お待たせしました。シェフが、さらに特製にしたとの事です。冷たいうちにどうぞ、お飲み下さい」
(それにしても…茉莉が来るとは、驚いたわ。まだ、私が香奈だって気がついていない様だし…ゥフフ…ワクワクしてきたわ)
『シェフも気が利くじゃないか。もっとも、これは田嶋さんの気配りなんですね(薄笑)』
『この世界は、些細な事の積み上げが大切なんですよ。一人前にするために躾る努力は、誰にも負けないつもりですがね…』
「やっぱり、田嶋さんは、この道のプロだけ有りますなぁ~、桜井君を宜しくお願いします」
(部長が田嶋に、妙な挨拶をしている…茉莉の不安は、さらに増すばかりであった)
つづく
「はい、承知しました。急いで持って来ます」とアイマスクの娘は小走りに出て行った。
(何が楽しくて、小躍りして戻るのかしら…でも、もうジュースないし…速いにこしたことはないわ)
「お待たせしました。シェフが、さらに特製にしたとの事です。冷たいうちにどうぞ、お飲み下さい」
(それにしても…茉莉が来るとは、驚いたわ。まだ、私が香奈だって気がついていない様だし…ゥフフ…ワクワクしてきたわ)
『シェフも気が利くじゃないか。もっとも、これは田嶋さんの気配りなんですね(薄笑)』
『この世界は、些細な事の積み上げが大切なんですよ。一人前にするために躾る努力は、誰にも負けないつもりですがね…』
「やっぱり、田嶋さんは、この道のプロだけ有りますなぁ~、桜井君を宜しくお願いします」
(部長が田嶋に、妙な挨拶をしている…茉莉の不安は、さらに増すばかりであった)
つづく