美穂-175
田嶋の貫いたままの肉棒に意志があれば…出て行きたくない居心地で、居座るであろう…
しかし、会長と約束した美穂を社会的に守ってやる事を、誓わされた…
長い付き合いの会長だからか、俺の感性は知っている…
多分に、会長が酔った勢いで語る男と女の「性」の違いに…批判もするが賛同していたが…
会長が、はじめて『美穂を頼む』と…指示をした…
理由は、わからないが…わけありだとは…感覚的にわかる…
『みんな、今夜はこれでお開きにしよう~ 実は、さっき会長から連絡を受けた美穂の事で話しておきたい事がある…』
「はい、何でしょうか…」
美穂だけが答えたが、3人が一斉に田嶋を見つめだした。
『美穂には、辛い事だが…しっかり聞いてくれ…、旦那さんがなくなった。交通事故だそうだ…羽田発7時の飛行機の予約はとれている。私も一緒に行くので、二人は雅美と共に留守を頼む…』
「…」