茉莉-85
『志保、部屋に行くぞ』
「はい、よろしくお願いします…」
(この言葉を言う度に、志保は自分自身が変わって行く事を理解し、腰がざわつく感覚がしてきた)
山本の左腕を乳房にあてがう様に志保自身の腕を絡める…白チャイナ服の優雅な姿が会場から去って行くのを見ているのは…やはり茉莉であった。
この時の茉莉は、志保の姿より…腕を捕まれてる山本の姿が…異様なほど冷静なオーラを感じていた。
丁度よく、警備室からボックスに帰ってきた田嶋に…
「正面の白チャイナ服の…名前覚えてないけど、死ぬほど辛い目に会いそうな気がする…大丈夫かなぁ~」
『何で、そんな事…言うんだ…』
「……感じたの…」
(えっ…俺でも感じない…異様な事を感じるんだ~)
「はい、よろしくお願いします…」
(この言葉を言う度に、志保は自分自身が変わって行く事を理解し、腰がざわつく感覚がしてきた)
山本の左腕を乳房にあてがう様に志保自身の腕を絡める…白チャイナ服の優雅な姿が会場から去って行くのを見ているのは…やはり茉莉であった。
この時の茉莉は、志保の姿より…腕を捕まれてる山本の姿が…異様なほど冷静なオーラを感じていた。
丁度よく、警備室からボックスに帰ってきた田嶋に…
「正面の白チャイナ服の…名前覚えてないけど、死ぬほど辛い目に会いそうな気がする…大丈夫かなぁ~」
『何で、そんな事…言うんだ…』
「……感じたの…」
(えっ…俺でも感じない…異様な事を感じるんだ~)