美穂-7
『電車の中から、見てたのよ。痴漢されてたでしょ』
(やだ、あの電車の中からの痴漢に逝かされたところを、見られてたの?)
美穂は、恥ずかしさがさらに、こみあげてきた。悪い事をとがめられている子供のように、ただ黙った。
『けっこう、感じてたみたいよね。好きなの?そしたら、今度は映画館でオナニー始めるし…、こっちがびっくりしちゃった。そういう人って本当にいるんだぁ~。AVの中だけの話だと思ってた。好きなんだねぇ』
美穂は、顔を上げて、運転手のほうをチラッと見た。
聞かれてるっていうか、聞こえないはずがない。もうぜったいに顔を上げられない。
美穂はさらにうつむいて固まってしまった。
『あっ、その先でとめて』
真希は、タクシーを止めた。真希に続いて美穂も降りようと、体を折り曲げ車から出ようとした時、開いたドアの内側に立っていた真希は右足のひざを美穂のおなかにもってきて美穂の腰を抱えた。
『サービスよ』
と言うと、真希はまたスカートをまくった。真っ白で豊かな双丘が運転手の目の前にあらわになった。
なぜか、もう美穂は真希にあらがえなくなっていた。
(やだ、あの電車の中からの痴漢に逝かされたところを、見られてたの?)
美穂は、恥ずかしさがさらに、こみあげてきた。悪い事をとがめられている子供のように、ただ黙った。
『けっこう、感じてたみたいよね。好きなの?そしたら、今度は映画館でオナニー始めるし…、こっちがびっくりしちゃった。そういう人って本当にいるんだぁ~。AVの中だけの話だと思ってた。好きなんだねぇ』
美穂は、顔を上げて、運転手のほうをチラッと見た。
聞かれてるっていうか、聞こえないはずがない。もうぜったいに顔を上げられない。
美穂はさらにうつむいて固まってしまった。
『あっ、その先でとめて』
真希は、タクシーを止めた。真希に続いて美穂も降りようと、体を折り曲げ車から出ようとした時、開いたドアの内側に立っていた真希は右足のひざを美穂のおなかにもってきて美穂の腰を抱えた。
『サービスよ』
と言うと、真希はまたスカートをまくった。真っ白で豊かな双丘が運転手の目の前にあらわになった。
なぜか、もう美穂は真希にあらがえなくなっていた。