SM小説-6
身体が大きくなって行く事で日々成長していく事は肌で感じてはいたが、美穂は性に関
して聡がどれほど理解しているかは知る由も無かった。
「…聡、なんだか元気無いわね。風邪でも引いたの?」
そう言いながら美穂は聡の額に手を伸ばすと、聡は美穂の手を避けるように手で払いの
けた。
「…風邪じゃないんだ。でも…具合が…ちょっと…」
美穂は、聡が夢精に戸惑っているのか、自分の自慰行為を嫌悪しているのか、それとも
両方なのか解らなくなっていた。
「…ねぇ…聡…」
『…んっ…な…何…姉さん…』
「聡…姉さんの事…好き?」
『…何だよ…朝っぱらから…』
「ねぇ…答えてよ…姉さんの事好き?」
「…当たり前だろ…嫌いなわけ無いじゃないか…学校行って来る…」
(…何だか安心したわ。きっと夢精が何かわかってないのね。友達とかとそういう話
しないのかしら。聡、気が弱いからなぁ~。…私が教えなきゃ、ダメかな…。
それから、SMの道へ一緒に行ければ、最高だろうなぁ~)
そんな事を考えながら美穂は朝食を済ませると会社に向かった。
して聡がどれほど理解しているかは知る由も無かった。
「…聡、なんだか元気無いわね。風邪でも引いたの?」
そう言いながら美穂は聡の額に手を伸ばすと、聡は美穂の手を避けるように手で払いの
けた。
「…風邪じゃないんだ。でも…具合が…ちょっと…」
美穂は、聡が夢精に戸惑っているのか、自分の自慰行為を嫌悪しているのか、それとも
両方なのか解らなくなっていた。
「…ねぇ…聡…」
『…んっ…な…何…姉さん…』
「聡…姉さんの事…好き?」
『…何だよ…朝っぱらから…』
「ねぇ…答えてよ…姉さんの事好き?」
「…当たり前だろ…嫌いなわけ無いじゃないか…学校行って来る…」
(…何だか安心したわ。きっと夢精が何かわかってないのね。友達とかとそういう話
しないのかしら。聡、気が弱いからなぁ~。…私が教えなきゃ、ダメかな…。
それから、SMの道へ一緒に行ければ、最高だろうなぁ~)
そんな事を考えながら美穂は朝食を済ませると会社に向かった。