茉莉-14
少しだけ、指で淫部を触ってみる。
(うそ!熱い)
指を深く入れてみる。
(どうしよう、やだ、濡れてる)
ゆっくり、動かしてみる。
(だめ、感じる)
手を止めた。
(止めよう、見られたら困るもの)
(でも…もっと、感じたい)
少しだけバッグで大腿部を隠した。
(大丈夫、気づかれない)
自分でもびっくりするくらい感じて、思わず、声が出そうになる。必死に声
を殺そうと努力したが、出ていたかもしれない。
その時、すぐ後ろで席を立つ音がした。
(見られた?)
茉莉はあわててスカートを下ろし、椅子に深く座りなおした。
その人は茉莉のすぐ後ろの列で通路をはさんだ反対側に席を移動したように
見えた。
(ただの移動?見られたかも…)
自分を覗くなら、すぐ後ろの席よりは、通路を挟んで斜め後ろの席のほうが
見やすい。
そう思うと、茉莉は恥ずかしさでいたたまれなくなった。
慌てて席を離れて館外に出ようとしたそのとき、茉莉はちらっと後ろの人を見た。
暗くてよくはわからなかったが、足が白かった。
(女性?)
(うそ!熱い)
指を深く入れてみる。
(どうしよう、やだ、濡れてる)
ゆっくり、動かしてみる。
(だめ、感じる)
手を止めた。
(止めよう、見られたら困るもの)
(でも…もっと、感じたい)
少しだけバッグで大腿部を隠した。
(大丈夫、気づかれない)
自分でもびっくりするくらい感じて、思わず、声が出そうになる。必死に声
を殺そうと努力したが、出ていたかもしれない。
その時、すぐ後ろで席を立つ音がした。
(見られた?)
茉莉はあわててスカートを下ろし、椅子に深く座りなおした。
その人は茉莉のすぐ後ろの列で通路をはさんだ反対側に席を移動したように
見えた。
(ただの移動?見られたかも…)
自分を覗くなら、すぐ後ろの席よりは、通路を挟んで斜め後ろの席のほうが
見やすい。
そう思うと、茉莉は恥ずかしさでいたたまれなくなった。
慌てて席を離れて館外に出ようとしたそのとき、茉莉はちらっと後ろの人を見た。
暗くてよくはわからなかったが、足が白かった。
(女性?)