茉莉-21
『ねぇ、どうしたの?つながれてんの?なんかの遊び?』
「いえ、なんでもないです」
消え入りそうな声で茉莉はそれだけ答えた。
『あれ、もしかして、これ、描いてんの?』
宏が、茉莉のペイントに気づいた。
『本当だ、これ本物の乳首だよね』
拓也は、茉莉の乳首を指で押さえた。
『こういう趣味なの?』
『おい、拓也…やめろよ、そのへんから怖いお兄さんが出てくるってパターんいじゃないのか~』
『あっ、そうか…そういうやつね』
茉莉は、“そんなんじゃない”と言いかけてやめた。とにかく男たちがすぐに立ち去ってくれれば、それでもよかった。
その時に、ローターがまた動き出した。さっきよりも強い動きに、無意識に声が出てしまう。
「ああっい、ぃゃあ~」
男達に聞こえたかはわからないが、一人は振り向き、ゆっくりと立ち去りながらも茉莉を見ている。
周りをキョロキョロしながらも茉莉を見ている。
(茉莉が、もっと、刺激されて逝かされる場面を2人が視ずに去って行くのを真希は、離れた物陰から双眼鏡で覗きながら、残念がっていた)
「いえ、なんでもないです」
消え入りそうな声で茉莉はそれだけ答えた。
『あれ、もしかして、これ、描いてんの?』
宏が、茉莉のペイントに気づいた。
『本当だ、これ本物の乳首だよね』
拓也は、茉莉の乳首を指で押さえた。
『こういう趣味なの?』
『おい、拓也…やめろよ、そのへんから怖いお兄さんが出てくるってパターんいじゃないのか~』
『あっ、そうか…そういうやつね』
茉莉は、“そんなんじゃない”と言いかけてやめた。とにかく男たちがすぐに立ち去ってくれれば、それでもよかった。
その時に、ローターがまた動き出した。さっきよりも強い動きに、無意識に声が出てしまう。
「ああっい、ぃゃあ~」
男達に聞こえたかはわからないが、一人は振り向き、ゆっくりと立ち去りながらも茉莉を見ている。
周りをキョロキョロしながらも茉莉を見ている。
(茉莉が、もっと、刺激されて逝かされる場面を2人が視ずに去って行くのを真希は、離れた物陰から双眼鏡で覗きながら、残念がっていた)