茉莉-18
「あっあああ~~」
激しい振動というわけではない。どちらかというと弱い。部屋でひとりでするには、物足りない振動かもしれない。
(でも、徐々に…目茶苦茶に虐めて欲しい願望が膨らんできていた)
でも、ここは会社のオフィスだ。人がいるわけではないが、来ないとも限らない。そしてなによりも勤務時間中なのだ。
茉莉は、ふと思いついて、窓のブラインドに手をかけた。
閉じられているブラインドの角度を変える。
光が差し込んできた。
正面からは見えないが、上からの角度なら部屋の中が覗ける。
茉莉は、その窓のほうに背を向けてお尻を突き出した。
ずりあがったスカートをさらに持ち上げる。
お尻がまるまる露出した。
(ああ…いいぃ…)
シャツのボタンをはずし、ブラの中に指を入れ乳首をつまんだ。
きつく、痛いほどきつく摘む。
(あっああ。だめ、立ってられない)
茉莉の膝が震える。
茉莉は、片手で自分の膝を押さえた。
(やっああああ~、しゃがみたい)
だが、もし、人が来たら…、そう思うとしゃがむわけにはいかない。
“もし、人が来たら…”と思いながらも今まで誰も来たことがないという油断はあったかもしれない。
足音がしたような気がした。
(えっ)
(やだっ)